メンズコンテストの先駆けともいわれるジュノン・スーパーボーイコンテストは、毎年全国から多くの応募があります。

芸能界を目指すメンズたちが集い、頂点を目指します。

ジュノンボーイ出身の俳優陣は多く、芸能界で輝かしい活躍をしていることから、若手俳優発掘の場としても注目が高いコンテストです。

今回は、そんなジュノン・スーパーボーイ・コンテストの倍率を調査しました。

この記事を読んでわかること

  • 受賞するまでの倍率
  • 審査ごとの倍率

ジュノンボーイの応募を考えている人やコンテストの倍率が気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。

コンテスト応募総数から見る倍率は約4250倍!

毎年全国から多くの応募がある。倍率は約4250倍

毎年コンテストで受賞する賞として固定されているグランプリ、準グランプリ、フォトジェニック賞、審査員特別賞を受賞するまでの倍率を計算しました。

近年の応募総数から見る倍率は、以下の通りです。

開催年/回数応募総数倍率
2023年/36回15,155人3788倍
2022年/35回15,447人3861倍
2021年/34回16,622人4155倍
2020年/33回17,158人4289倍
2019年/32回17,165人4291倍
2018年/31回16,293人4073倍
2017年/30回17,293人4323倍
2016年/29回14,210人3552倍
2015年/28回13,948人3487倍
2014年/27回13,520人3380倍
2013年/26回13,117人3279倍
※最新回から過去10年分のみ記載
※小数点以下は切り捨て

ジュノンボーイの賞は、グランプリ、準グランプリ、フォトジェニック賞、審査員特別賞においては毎年受賞があります。

フォトジェニック賞は、一般ユーザーによる人気が最も多かった人に送られる賞です。

この他に、コンテスト開催年ごとに異なる賞が設けられています。

この開催年ごとによる賞は、コンテストの協賛会社による賞やその年のファイナリストの状況などを見て、毎年数が異なり、いくつかの賞が与えられている場合が多いです。

各賞の受賞は、重複する場合もあります。

そのため、上記の賞の他にも受賞できる賞がありますが、倍率を求めるにあたってそれらの賞は省いて計算しました。

以下は、グランプリ、準グランプリ、フォトジェニック賞、審査員特別賞以外の賞で、過去10年で設けられた賞の一覧です。

開催年/回数開催年別の特別賞
2023年/36回hairsalon de Forever賞
みんなのハートを♡ドロボーボーイ賞
2022年/35回なし
2021年/34回明色美顔ボーイ賞
2020年/33回明色美顔ボーイ賞
ミュゼボーイ賞
2019年/32回QBナビゲーター賞
明色美顔ボーイ賞
OSMIC賞
DDセルフプロデュース賞
イチナナLive賞
2018年/31回QBナビゲーター賞
明色美顔ボーイ賞
mysta賞
DDセルフプロデュース賞
SHOWROOM賞
2017年/30回QBナビゲーター賞
明色美顔ボーイ賞
黒騎士と白の魔王賞
サムライボーイ賞
DDセルフプロデュース賞
SHOWROOM賞
2016年/29回明色美顔ボーイ賞
JUNON銀だこボーイ賞
CHEERZ賞
2015年/28回明色美顔ボーイ賞
2014年/27回明色美顔ボーイ賞
ロッテ小梅賞
AOKI賞
2013年/26回明色美顔ボーイ賞
AOKI賞

開催年によって、グランプリ、準グランプリ、フォトジェニック賞、審査員特別賞以外で受賞できる賞の数が異なるため、受賞者の人数も開催年により変化します。

2022年はグランプリ、準グランプリ、フォトジェニック賞、審査員特別賞以外の賞は設けられておらず、受賞者が他の開催年に比べて少なくなった年になりました。

2019年の第32回コンテストでは、サンリオのキャラクターである「シナモロール」が審査員特別賞を受賞した例もあり、受賞は何が起こるか分かりません。

このように、最終審査における受賞が開催年により異なる点は、ジュノンボーイコンテストの特徴のひとつです。

審査段階を知って、各倍率を見る

審査段階ごとの倍率

倍率を調べる前に、コンテストの審査がどのように進むのかを知る必要があります。

ジュノンボーイ・スーパーボーイコンテストは、以下の段階に沿って審査が進められていきます。

  • 第1次審査(エントリー審査)
  • 第2次審査(地方予選)
  • 第3次審査(人気得票)
  • 敗者復活戦
  • 最終選考会(ファイナル)

コンテストは、このように大きく分けて5つの段階を経て進行していきます。

ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは、毎年1万人以上の応募者が全国から殺到する大規模なコンテストです。

そのため、審査ごとにSNS媒体を使って進行していくイベント的な要素を含んだ審査や、一般による投票をメインにした審査もあります。

敗者復活戦も用意されているため、自分の努力やイベントの参加有無などにより、予選の突破がかかっているといった通常のコンテストとは少し異なる部分もあります。

ではここから、それぞれの審査の内容と倍率を見ていきましょう。

第1次審査(エントリー審査)ではBEST1000が決まる

第1次審査では、全応募者から約1000人までが今後コンテストへ進む候補者として絞られます。

過去5年のコンテスト応募総数からみた、第一次選考の倍率は以下の通りです。

開催年/回数応募総数BEST1000圏内になるための倍率
2023年/36回15,155人15,1倍
2022年/35回15,447人15,4倍
2021年/34回16,622人16,6倍
2020年/33回17,158人17,1倍
2019年/32回16,293人16,2倍
※小数点第一位以下切り捨て

第二次審査へ進むBEST1000の倍率は、15人〜17人に一人の割合になります。

第一次審査は、以下の選考で行われます。

  • 編集部員による選考 
  • 「JUNON TV 」と「 SHOWROOM」によるイベント選考 

第一次審査は、編集部員の審査だけではなく、配信サービス等を利用したイベントによる選考過程があります。

ジュノンボーイ主催のイベント期間中にSHOWROOMの配信サービスを利用して、5000ポイントを達成するとBEST1000へ進めるという仕組みです。

SHOWROOMの配信イベントは、該当期間内であれば何度でも挑戦できるので、努力や配信内容次第でBEST1000圏内に入れる可能性は高くなります。

SHOWROOMの配信サービスを利用した選考過程の参加は、希望者のみとなっていますがコンテストに勝ち残るために必要な手段のひとつです。

全応募者からの倍率は15人〜17人ですが、前回大会にエントリーした人の中からBEST1000のイベントに参加できる仕組みがあります。

そのため、第一次選考突破の倍率ではこの限りではありません。

この他に、上記の配信イベントで上位1〜20位まで残った候補者に関しては、BEST200へ進める確約イベントへの参加権を得られるという仕組みもあります。

このようにジュノンボーイのコンテストでは、その後の審査に進むためのイベントが多く行われているため、突破していくのは単純ではない難しさもあります。

第2次審査(地方予選)

第2次審査(地方予選)全国主要都市にて集団面接

第2次審査は第1次審査の通過者約1000人を対象として、東京・福岡・仙台・大阪・札幌の全国主要都市にて集団での面接が行われます。

ここでは、BEST150へ絞られます。

過去5年間のBEST150までの応募総数から見た倍率は、以下のとおりです。

開催年/回数総応募数BEST150まで進む場合、応募総数から見た倍率
2023年/36回15,155人101倍
2022年/35回15,447人102倍
2021年/34回16,622人110倍
2020年/33回17,158人114倍
2019年/32回16,293人108倍
※小数点第一位以下切り捨て

この地方予選を勝ち抜くと、BEST150へと駒を進められます。

地方予選は毎年3〜4月頃に行われており、東京・福岡・仙台・大阪・札幌の全国主要都市にて開催します。

第3次審査(人気得票)

第3次審査では、段階別に順位が徐々に絞られていきます。

  • BEST100
  • BEST70
  • BEST30
  • BEST20
  • BEST10
開催年/回数総応募数BEST100BEST70BEST30BEST20BEST10
2023年/36回15,155人151倍216倍505倍757倍1515倍
2022年/35回15,447人154倍220倍514倍772倍1544倍
2021年/34回16,622人166倍238倍555倍831倍1662倍
2020年/33回17,158人171倍245倍571倍857倍1715倍
2019年/32回16,293人162倍232倍543倍814倍1629倍
※小数点以下切り捨て
※総応募数から見た倍率

順位は、以下により絞られていきます。

  • 一般ユーザーによる雑誌「JUNON」紙面での人気投票
  • JUNON公式TVの「JUNON TV」
  • ライブ配信サービス「SHOW ROOM」

第三次審査は一般ユーザーによる投票が大きく左右してくるため、ファイナリストの道のりは倍率では一概に語ることは難しく、とても狭き門であることが伺えます。

敗者復活戦

敗者復活戦。最後までチャンスがある

「JUNON TV」と「SHOW ROOM」で上位に残った数名が、ファイナルに駒を進める最後のチャンスを掴めます。

各順位決定において、惜しくも上位に残れなかった候補者を対象に、JUNON公式TVの「JUNON TV」とライブ配信サービス「SHOW ROOM」で、敗者復活戦が開催されます。

前回の第36回コンテストでは、以下の内容で敗者復活戦が行われていました。

  • BEST70敗者復活戦
  • BEST30敗者復活戦
  • ファイナリストスーパー敗者復活戦〜天の時〜
  • BEST20敗者復活戦
  • ファイナリストスーパー敗者復活戦〜地の利〜
  • ファイナリスト敗者復活戦〜東の陣〜
  • ファイナリストスーパー敗者復活戦〜人の和〜
  • ファイナリスト敗者復活戦〜西の陣〜
  • ファイナリストスーパー敗者復活戦・決勝

ファイナリストの道に向けて最後までチャンスがあるのも、ジュノンボーイの特徴です。

最終選考会(ファイナル)

ファイナリストとなるために約1600倍の倍率を駆け抜けてきた候補者たちの、最後の戦いが行われる場所が最終選考回(ファイナル)です。

最後の選考会は、最初に選ばれたBEST10の候補者と敗者復活によりファイナルへ勝ち上がった候補者で行われます。

多くのメディアも入り、最後のパフォーマンスを候補者たちが繰り広げる最後のパフォーマンスの場です。

ここまで勝ち残ると、コンテスト後に所属事務所が決まるなどしてモデルや芸能活動を始める人も多く、芸能界の道が開ける可能性が一段と上がります。

毎年受賞できる賞の数は変化するため、ファイナルまで勝ち上がった人は実質上のコンテスト勝者ともいえるのではないでしょうか。

ジュノンボーイは高倍率コンテストではあるが、チャンスがたくさんある!

ここまで、ジュノン・スーパー・ボーイコンテストにおける倍率を調査してきました。

ジュノン・スーパー・ボーイコンテストは他のコンテストに比べると、一般投票や配信サービスを利用するなどしたさまざまなイベントが用意されています。

これから芸能界で活躍していける要素のある人なのかを見極めるだけでなく、努力や人となりを見ているのかも知れません。

BESTランキングの候補から外れた場合でも再度挑戦する機会が何度か設けられているのも、ジュノンボーイの特徴です。

自分の頑張り次第で巻き返すこともできる点は、他コンテストには類を見ない部分でしょう。

第一次審査からファイナリストになるまで、約1600倍の倍率を駆け抜けた候補者たちは、コンテスト後、そのほとんどが芸能界への扉を叩きます。

芸能界での夢を掴みたい人は、ジュノンボーイに挑戦してみてはいかがでしょうか。