主婦と生活社から発行されている月刊誌「JUNON」が主催しているメンズコンテストが、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストです。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは、ボーイズコンテストの先駆けとしても有名で、毎年1万人以上の応募がある全国規模の大きなコンテストとなっています。
「ジュノンボーイ」と親しまれる国民的なメンズコンテストで、若手俳優の登竜門としても注目度も高いです。
多くの芸能人を輩出してきたジュノン・スーパーボーイ・コンテストですが、応募方法や審査の仕組みはどのようになっているのでしょうか。
今回は、国民的コンテストのジュノンボーイについて応募方法や審査の仕組みを解説していきます。
この記事でわかること
- ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト応募方法
- コンテストの審査スケジュール
- コンテストに参加している芸能事務所
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの応募方法や審査について詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ジュノンボーイの応募はWEBから行う
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの応募方法は、以下のとおりです。
応募資格 | (1)12〜22歳のハンサムボーイであること (第37回/2001年4月2日〜2012年4月1日の誕生日に該当する者) (2)芸能事務所及びモデル事務所、レコード会社に所属していない者 ※ライバー事務所は除外 (3)自薦・他薦問わずOK |
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応募期間 (第37回) | 2023年11月17(金)〜2024年2月23日(金・祝)23:59まで ※1次締切/2024年1月9日(月・祝) |
エントリー方法 | Examの応募フォームより会員登録し、専用の応募フォームに入力しエントリー |
WEBによる応募なので、インターネット環境と連絡先があれば簡単に応募が可能です。
全国のメンズが対象ですが、応募の年齢に制限があるため、募集対象に当てはまるかどうか確認してください。
現在、第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのエントリーがすでに始まっています。
応募資格の「ハンサムボーイ」には、審査のポイントとして以下のようなものが挙げられます。
- 容姿
- ファッションセンス
- 個性
- タレント性
- 将来性
毎年、1万人以上の応募が殺到するコンテストとして、自薦他薦問わず今を生きるメンズ達が多く応募しています。
コンテストによる受賞者には、以下の特典もあります。
グランプリ | 賞金50万円(推薦者/賞金20万円) |
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準グランプリ | 賞金10万円(推薦者/賞金5万円) |
年齢が当てはまるメンズは、誰でも応募が可能なコンテストです。
ジュノンボーイの審査は5段階で行われる
コンテストの審査は、以下の流れを経て進んでいきます。
- 第1次審査(エントリー審査)
- 第2次審査(地方予選)
- 第3次審査(人気得票)
- 敗者復活戦
- 最終選考会(ファイナル)
コンテストは、このように大きく分けて5つの段階を経て進行していきます。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストは、毎年1万人以上の応募者が全国から殺到する大規模なコンテストのひとつです。
テレビ業界やモデル業界などの各方面からの注目度も高く、コンテストの段階もいくつかの段階を経て行われます。
では、それぞれの審査がどのように行われ、進んでいくのかを見ていきましょう。
第1次審査(エントリー審査)
第一次審査は、まず応募から始まります。
応募は、WEBサイトで行われます。
JUNON公式アプリ「JUNON TV」より、専用サイトへ必要事項を記入してエントリー完了です。
記入事項は、以下を参考にしてください。
- 名前
- 出身地
- 生年月日
- 住所・電話番号
- メールアドレス
- 学年・職業
- 身長・体重
- 靴のサイズ
- 血液型
- 志望ジャンル
- 自己PR
- SNS(X・Instagram・TikTok)のID・フォロワー数
- SHOWROOMのアカウント有無
- 経歴
- 過去の芸歴やオーディション経験
- 予選会場の希望
- 趣味・特技・部活・サークル活動等
- 応募理由
- 自薦・他薦(他薦の場合は推薦者の氏名と連絡先必須)
- 家族構成
- 写真(バストアップ・全身)
上記の入力で、応募は完了です。
応募後、第1次選考として以下の選考が行われます。
- 編集部員による選考
- 「JUNON TV」及び「SHOWROOM」でのイベントによる選考
第1次選考で利用される「JUNON TV」とは、JUNON公式の動画メディアです。
「JUNON TV」では、月刊誌「JUNON」での撮影やインタビューの様子、その裏側などの配信を行っています。
ジュノンボーイを始めとするタレントや雑誌に登場するタレント等との連動企画など、JUNONに関するさまざまなコンテンツを配信している媒体です。
同じく第1次選考で利用される「SHOWROOM」とは、誰でも簡単にできるライブ配信サービスになります。
SHOWROOMの配信サービスを利用した選考は希望者のみですが、BEST1000への進出を兼ねている配信イベントを開催しており、勝ち残るための手段のひとつです。
SHOWROOMの配信イベントには、期間内であれば何度でも挑戦できます。
第36回のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでは、SHOWROOMの配信イベントが合計で4回行われていました。
この配信イベントにおいて1〜20位になると、BEST200への確約イベントへの参加権を得られる仕組みで、審査基準にもなります。
コンテストの上位に残るために配信イベントへの参加をうまく利用できると、上位へ残れるといったシステムです。
このようにジュノンボーイのコンテストでは、審査に進むためのイベントが多く行われており、今後芸能界で活躍するために必要なスキルを見ているのかもしれません。
第36回大会にエントリーした人の中から再度挑戦できる特別なイベントも、第37回コンテストのSHOWROOMで行われます。
前回大会で挑戦した人もリベンジできるため、熱戦が繰り広げられる場所です。
第2次審査(地方予選)
第1次審査の通過者約1000人を対象として、集団での面接が行われます。
開催は3〜4月頃に行われ、東京・福岡・仙台・大阪・札幌の全国主要都市にて開催が予定されています。
第二次審査では、選考手数料として1000円が必要です。
この地方予選を勝ち抜くと、いよいよBEST150へと駒を進めます。
第3次審査(人気得票)
第二次審査を通過した人の中から、段階を踏んで順位が絞られていきます。
- BEST150
- BEST100
- BEST70
- BEST30
- BEST20
- BEST10
人気投票の方法は、以下を使って行われます。
- JUNON本誌
【第37回は「JUNON」7月号(5月22日発売予定)~ 12月号(10月22日発売予定)にわたり掲載予定】 - JUNON公式アプリ「JUNON TV」
- 動画配信サービス「SHOWROOM」
これらを利用した一般ユーザーの人気投票により、最終的に10人のファイナリストが選出されます。
敗者復活戦
各選考により、惜しくもファイナリストまで残れなかった候補者を対象に、敗者復活戦が行われます。
敗者復活戦は、以下を利用します。
- JUNON公式アプリ「JUNON TV」
- 動画配信サービス「SHOWROOM」
これにより、上位数名(開催年による)がファイナリストとして最終選考に進めるようになります。
第30回のグランプリに輝き、現在活躍されている俳優の綱啓永さんは、実際に敗者復活戦からファイナリストに勝ち上がり、最終的にグランプリを受賞しています。
綱啓永さんの敗者復活戦からのグランプリ受賞は、コンテスト史上初の快挙となりましたが、最後までチャンスがあるのもジュノンボーイコンテストの魅力のひとつでしょう。
最終選考会(ファイナル)
ファイナリストとして選ばれた人は、各メディアが入る会場で最終選考を行います。
第37回のジュノン・スーパーボーイ・コンテストの最終選考は、2024年11月24日日曜日に開催予定です。
審査は以下の内容に沿って、行われます。
- 自由パフォーマンス審査
- 告白審査
最終選考会には、ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト出身の俳優やタレントたちも応援に駆けつけ、ゲスト審査員として参加するなどして行われます。
メディアも入る緊張感の漂う中、ファイナリストたちが会場を魅了します。
それぞれの具体的な審査内容は、以下を参考にしてください。
自由パフォーマンス審査
ファイナリストが、自分の特技や趣味などを活かして個性豊かなパフォーマンスを繰り広げる審査です。
それぞれ自分の持つ最大限の力を発揮する、最後の場所になります。
個性豊かなパフォーマンスが次々と繰り広げられるため、会場は大いに盛り上がります。
ダンスや歌唱はもちろん、楽器演奏や得意なスポーツに関する技、ものまねやフリップ芸など、パフォーマンスは何でも構いません。
告白審査
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの名物企画の告白審査では、ゲスト審査員をお相手に、告白シーンをリアルに設定して行われます。
会場が1気にときめき、華やぐ瞬間でもあります。
芸能活動をしていく中で求められるパフォーマンスのひとつとして、この告白審査も基準になっているのではないでしょうか。
会場内で、ひと際盛り上がる審査項目です。
俳優の綱啓永さんは、この告白審査で現在所属している事務所のスタッフがアドバイスをくれた縁で、グランプリ獲得後にそのスタッフがいる事務所に所属を決めたと話しています。
全ての審査において皆が真剣に挑戦し、グランプリ獲得に向けた努力をしています。
コンテストに参加している芸能事務所は30社以上ある
以下は、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに参加している主な芸能事務所の一覧です。
- アミューズ
- エイジアプロモーション
- エイベックス・マネジメント
- エヴァーグリーン・エンタテイメント
- えりオフィス
- エーチーム
- 太田プロダクション
- オスカープロモーション
- キューブ
- ケイダッシュ
- 研音
- スターダストプロモーション
- ジャパン・ミュージックエンターテインメント
- ソニー・ミュージックアーティスツ
- DD
- トップコート
- トライストーン・エンタテイメント
- TRUSTAR
- 長良プロダクション
- ニチエンプロダクション
- バーニングプロダクション
- フォスター
- プラチナムプロダクション
- ボックスコーポレーション
- ホリプロ
- ユニバーサル ミュージック アーティスツ
- ライジングプロダクション
- レプロエンタテインメント
- ワイケーエージェント
- ワタナベエンターテインメント 他
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストが芸能界への登竜門と言われる所以は、多くの芸能事務所が参加している点からも伺えます。
未来に輝く人物が、このジュノン・スーパーボーイ・コンテストから誕生するのを皆が楽しみにしており、そして多くの期待を寄せている現れでしょう。
俳優の菅田将暉さんは、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリストでしたが、惜しくもコンテストでの受賞はありませんでした。
しかしこれをきっかけにスカウトされ、今では日本を代表する俳優として活躍されています。
ファイナリストまで勝ち残ると、ジュノンボーイとして呼称される場合がほとんどです。
グランプリや受賞者のみならず、ファイナリストまで勝ち上がると「ジュノンボーイ」として、芸能界への門戸が開かれる可能性も高くなるということが分かります。
ジュノンボーイへの道を切り開こう!
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストについて、応募方法や審査方法などを詳しく解説してきました。
12歳〜22歳までと、年齢がある程度限られたコンテストではありますが、全国のメンズ皆にチャンスがあります。
歴代のジュノンボーイたちも多くの試練を乗り越え、今活躍している人たちばかりです。
もしかしたら、あなたの素晴らしい未来が開かれるきっかけになるかもしれません。
ジュノン・スーパーボーイ・コンテストに少しでも興味がある人は、チャンスのタイミングを逃さないよう、応募してみてはいかがでしょうか。